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発生・再生科学総合研究センターでは、発生と再生の生物学に携わる研究者の国際的な知的交流を深め、研究の発展を計ることを目的として、2003年より年に1度の国際シンポジウム“CDB Symposium”を開催しております。
2009年のシンポジウムは、細胞の形と極性をテーマとしました。 私達の体を構成している細胞の内部には多くの場合偏りがあります。細胞はタンパク質やRNAまたはオルガネラを偏って配置させることで特異的な形を獲得し、様々な機能を発揮します。例えば細胞の移動や上皮細胞の機能に細胞の極性は必須です。また、分裂中の細胞が極性を持つことで、タンパク質などを娘細胞に非対称に分配し、異なる運命を持った娘細胞を作り出します。さらに、極性の形成や消失を空間的にコントロールすることで、細胞や細胞集団の再配列を促します。こうした細胞集団の組織化がダイナミックに進行することで、組織や器官の特異的な構造、ひいては個体の形が作られてゆきます。細胞の極性は、生物の発生、恒常性に基本的な要素であり、その形成と働きを紐解くことは、様々な生命現象の理解につながるはずです。
本シンポジウム、[Shape & Polarity] では、細胞がどのように極性化するのか、極性化がどのような役割を持っているのか、どのように極性化が協調して起こるのか、極性細胞の再配列がどのように細胞集団を組織してゆくのか、これらの諸問題に精力的に取り組んでおられる第一線の研究者を講演者に招待致しました。招待講演者と参加者による先端的な研究発表を軸に、参加者全員によって活発な議論が交わされることを期待するとともに、本シンポジウムからこの分野に新しい研究の潮流が生まれることを願うものです。
具体的なトピックスには以下のものが含まれます。
- Cell polarization
- Planar cell polarity
- Directional cell migration
- Asymmetric cell division
- Cell rearrangement
- Neuronal polarity and axonogenesis
- Cell polarity to body plan
本シンポジウムを活発な情報交換の場とするため、一般参加者によるポスターによる発表を歓迎します。一部のポスター発表者にはオーガナイザーからoral presentationをお願いする予定です。ふるって、ご応募ください。海外からの参加者(大学院生、ポスドク)を対象としたtravel fellowshipを用意しております。
なお会場の制約から、一般参加者は120名程度に限らせていただくことをご承知おきください。
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